
普段、仲良くしている恋人や夫婦の間でも「怒り」の感情が起こることがあります。
怒りなんて捉え方は一つしかないように思えますが、男女によって怒りの根本が異なっています。
この記事では、男女の怒りに対する違いを紹介します。
男女の怒りの違い
男性の場合
そもそも男性には、「女性よりも強い立場でありたい。」という気持ちがあります。
仕事面においてもそうですが、家庭でも「女性から尊敬されたい、頼りにされたい」と思っています。
ですが、それが叶わなかった時、怒りの感情がうまれます。
怒鳴り散らすことだけが怒りではありません。
表には出さなくても、心の中でもやもやとした不満を抱えている場合もあります。
❌ 「怒り」について男性のNGワード
「頼りにならない」「どうしてこれができないの」などと男性の尊敬されたい、頼りにされたいという気持ちを踏みにじってしまうことは避けましょう。
「馬鹿にされた」と感じると男性の怒りは爆発します。
男性はプライドが高いので、プライドを傷つけないようにすることが大切です。
女性の場合
女性は、「私のことを分かって欲しい」という気持ちが強いです。
よって、「自分のことを理解してくれない、わかってくれない」と感じると怒りの感情がうまれます。
また、女性の怒りは「私の事が好きならこのくらい許してくれるだろう」といった愛情の裏返しであることもあります。
❌ 「怒り」について女性のNGワード
女性は感情的になることが多いので、男性からするとなんで怒っているのかわからず、「なんでそんなに機嫌が悪いの?」「俺なんかした?」と聞いてしまいがちです。
ですが、これは逆効果で、より怒りを爆発させてしまいます。
こういった場合は共感の姿勢をみせて、女性に寄り添う事が大切です。
例文(男女の怒りの違い)
男性の場合

洗い物をやって、洗濯物もたたんだよ
ありがとう。すごく助かったよ

女性は毎日家事をやっているので「いちいち報告しないで」という気持ちになります。
ですが、男性は「洗い物も洗濯物もやって俺、偉い!」と思っているので褒めてほしいのです。
「そんなの当たり前でしょ」と言われると、男性のプライドが傷つき「お礼ぐらい言ってよ」と怒りに変わります。
この場合は、「ありがとう」と感謝を伝えるといいでしょう。
女性の場合

連絡もあまり返してくれないし、最近冷たくない?
あまり連絡できなくてごめんね。でも○○のこと大切に思ってるよ

この場合、女性は「私の事好きだよね?」と愛情の確認を遠回しにしています。
この気持ちを分かってもらえないと気付くと、「なんでわかってくれないの?」と怒りに変わります。
また、女性の怒りに対して正論で返答をすると、余計に怒りが爆発します。
話を聞いて、女性の気持ちに寄り添うことが大切です。
まとめ
男女で怒りには違いがあるということを紹介しました。
男性はプライドを傷つけられたことに対する怒り、女性は共感してもらえないことに対する怒りです。
それぞれの特徴を頭に入れておくと、些細なことで喧嘩にならずに済むでしょう。