
結婚後「思っていた生活と違う」「この人とは合わないかもしれない」など価値観の違いや生活リズムの違いにより離婚を決意することがあるかもしれません。
ひとことに「離婚」といっても実は男女で離婚に対する捉え方が違うということをご存知でしょうか?
この記事では男女の離婚に対する捉え方の違いについて紹介します。
男女の離婚の違い
男性の場合
男性の場合の離婚の捉え方としては「結婚の失敗」です。
「妻にするべき人はこの人ではなかった」「想像していた結婚生活とはかけ離れていた」など人生における失敗経験として離婚があげられます。
また、離婚をすると男性側は金銭的負担を背負うことになります。
具体的には財産分与、婚姻費用、養育費などが離婚後の金銭的負担としてあげられます。
そういった現実的な出費や負担などからも男性は「失敗」として離婚を捉えています。
男性が離婚を決断するタイミング
男性が離婚を決断するタイミングとしては「家に帰っても居場所がない」「自分は必要とされていない気がする」「嫁と姑の関係が悪く板挟みにあって疲れてしまう」などがあげられます。
このような場合、男性は思い描いていた結婚生活とかけ離れた今の状況に嫌気がさして離婚を決意することとなるでしょう。
女性の場合
女性の場合の離婚の捉え方は「人生の再スタート」です。
「離婚できてよかった」「旦那から開放されて負担が減った、スッキリした」という思いが女性の離婚に対する率直な意見でしょう。
また、離婚をしても男性側からお金がもらえることが多いので金銭的に苦労するということもなく、
むしろストレスから開放されて新しい人生をスタートしようといった前向きな思いの方が大きいのが現実です。
女性が離婚を決断するタイミング
女性が離婚を決断するタイミングとしては「旦那からの思いやりが感じられない」「家事や育児がワンオペになる」「旦那の収入だけでは生活できず、家事に加えて自分も働かないといけない」と感じた時です。
上記のような家庭環境では旦那の面倒をみている家政婦さんのような気持ちになり、女性にとっての負担が大きいため離婚したいと思うようになるでしょう
例文(男女の離婚の捉え方の違いについて)
離婚した男性の思い

離婚しよう。子供もつれて実家に帰るから。
やっぱりこの人との結婚は失敗だったな。これから養育費とかかるよな。金銭的にも大丈夫かな、俺

お金の面に関してもそうですが、男性は離婚した後に背負うリスクが大きくマイナスなイメージがあります。
表では強気で離婚に同意していても内心はこれからの人生を考えたときに「どうしよう」と不安になっていることの方が多いでしょう。
離婚した女性の思い

やっぱり、君とは価値観があわないみたいだ。離婚しよう。
これでやっとストレスから解放されるわ。明日からは切り替えて気楽な日々を過ごしましょう。

女性は離婚をポジティブに捉えることが多いです。なので一度離婚を決意したらその気が変わることも少ないと思います。
今までの苦労から解放されて、これからは自分らしい人生を送ることができると思うと晴々とした、清々しい気持ちでいるのではないでしょうか。
まとめ
男性と女性では離婚に対する捉え方も離婚を決意するタイミングも異なっていることが分かりました。
男性の離婚は失敗経験として、女性の離婚は人生のリスタートとして捉えられています。
離婚は男性にとって不利になる状況が多いためマイナス思考ですが、女性は離婚することでストレスから開放されるためポジティブに感じることが多いようです。
離婚率が高い現代ですが、お互いを尊重しあい長く結婚生活が続く社会になることを望みます。