
男性と女性では考え方や価値観が異なっています。
ストレートに相手の言葉を受け取ると、その裏側に隠れている本当の気持ちに気づかず、
思わぬすれ違いを起こしてしまいます。
信頼関係が崩れてからでは、修復するのに時間がかかるでしょう。
そうなってしまう前に、男女の考え方の違いを把握しておく必要があります。
この記事では、男女の「あきらめ」の違いについて紹介します。
男女の「あきらめ」の違い
男性の場合
男性は感情的になることが苦手です。
よって、男性の場合のあきらめとは「これ以上言っても無駄だ。」といった場合に起こる一種の悟りのようなものです。
「自分が折れれば、この場が丸く収まるのではないか」と感じた場合に、このあきらめが発動します。
先程まで意見を言っていた男性が、何も喋らなくなり、ため息をつきだした場合には、あきらめて悟りをひらいている事が多いです。
❌ 「あきらめ」での男性のNGワード
「話聞いてるの?」「なんで何も喋らないの?」というように男性に反応を催促することは避けましょう。
男性があきらめで悟りをひらいた場合、無口になります。
ですが、男性は「これで状況が丸く収まる」と思っています。
そこに女性から催促するようなセリフを投げかけられると、「まだ言いたいことがあるのか」と嫌になってしまいます。
しばらく時間をおいて冷静になってから問題解決への糸口を探しましょう。
女性の場合
女性は感情的になりやすいですが、頭の中では冷静に物事をとらえて、どうしたらいいのか考えています。
そのため、女性の場合のあきらめとは、不満や悲しみを通り越して「共感が得らない」となった場合に起こる相手に対する嫌悪です。
女性が感情的に相手に対して意見を言う場合、根底には「共感してほしい!」「分かってほしい!」といった気持ちが隠れています。
それが叶わないと分かった場合にあきらめが起こります。
❌ 「あきらめ」での女性のNGワード
「これで仲直りできたね」など女性に対して問題が解決したというような主旨の言葉を言うのは避けましょう。
女性があきらめた場合、問題は全く解決しておらず、相手に対する嫌悪感が増しています。
この場合、普段どおり接するのではなく、落ち着いて話を聞くといいでしょう。
例文(男女の「あきらめ」の違い)
男性の場合
カップルで喧嘩をしているシーン

もういいよ。
この場合の男性の「もういいよ」は、これ以上話をしていても解決しないから自分が折れよう。
といったあきらめです。
男性がこの言葉を発したら、喧嘩はそこで終了。それ以上は何も言わないでしょう。
同時に、女性に対する興味を失っていることがあります。
女性は、男性の「もういいよ」の後にグダグダと文句を言っていると嫌われてしまうかもしれません。
女性の場合
カップルで喧嘩をしているシーン

もういいよ。
女性の場合の「もういいよ」は、なんでわかってくれないの!といった怒りを通り越した後にでるセリフです。
男性はこれを聞くと「許してくれた。」と思いがちですが、実は全く違います。
女性の根底ではメラメラと問題がくすぶっているため、男性は早めに問題に対処した方がいいでしょう。
まとめ
このように、男女のあきらめには違いがあることが分かりました。
男性のあきらめは悟りをひらくこと、女性のあきらめは相手に対する嫌悪です。
喧嘩をしていて、あきらめた時に「もういいよ」はよく出るセリフです。
その背景にある心情を知っておくことで、信頼関係に深い亀裂が入る前に対処することができるでしょう。